歯周病は、アラフィフ世代にとっても気になります。歯周病を防ぐためには、毎日のブラッシングや口腔ケアが大切。定期的に歯医者さんに通い、歯石をとってもらうと、より良いですね。
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歯周病になってしまった場合には、歯医者さんで治療してもらうことになります。歯周ポケット内部に溜まっている汚れ（歯石 等）を取り除いてもらい飲み薬（抗菌薬）と組み合わせて治療していきます。
深さ6ｍｍ程度の歯周病なら、これで治療できますが、それ以上の深さになると、歯石を削り取ることが難しくなってきます。
●赤色LEDによる光治療の最新の研究
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 石川 烈先生が行っている赤色LED高出力照射器を使った治療を紹介しています。
歯と歯茎の境目に青色のメチレンブルーという光感受性物質を塗り、そこに赤色LEDを照射すると、光感受性物質が化学反応を起こして活性酸素ができて歯周病を殺菌してしまいます。わずか20秒の照射で歯周病菌が死滅してしまうそうです。
さらに、赤色LEDのメリットとして
①広範囲に照射できる
②LEDなのでレーザーに比べ安全性が高い
③ポータブルで充電式
この治療法は、現在研究中とのことです。
【番組外の情報】現在実際行われている光治療法
現在行われている光治療法とは、光による治療法で光線力学療法ＰＤＴ（Photo Dynamic Therapy：フォトダイナミックセラピー）といいます。
ＰＤＴは、光によって活性化する薬品（光活性剤）を歯周病ポケット内部に注入し、その部分に光を照射することによって、薬品を活性化させて除菌する新しい治療法なのです。
この治療は、１歯 約１分で除菌することができ、痛みも少ないため麻酔を行う必要性がないそうです。基本的には、歯石をスケーラーで取り除く、従来の治療法のルートプレーニング（SRP）と組み合わせで行います。
現在 ＰＤＴの歯科治療は、保険適応がされていませんので自費診療となり、治療費は１歯1回分で 2000円程度だそうです。
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キレイで真っ白な歯は、笑顔の魅力を一層引き立ててくれます。みなさんで頑張って歯周病を予防しましょう！
